近頃はWebミーティングやPCで顔出しをする機会も増えてきました。デスクトップPCには元々Webカメラがなかったり、ノートPCでも備え付けカメラの画質が低いと相手にも美しく映像を届けることができません。筆者は最近Webミーティングをすることが増え、組み込みWebカメラの画質に不満を持っていたので外付けWebカメラを探しておりました。
そんな中、前々からAnkerのWebカメラが気になっていたこともありこの度購入しましたので、Anker製Webカメラを選んだ理由やその使い勝手について紹介していきます!
Webカメラって色々あるけど、選定基準はどうすれば…
必要な機能、便利機能など様々な観点からレビューするので、ぜひ参考にしてください!
Anker製Webカメラとは
充電器やスピーカーでおなじみのAnkerですが、最近は家電やプロジェクターなどのホーム機器からオフィスガジェットなど幅広く展開しています。今回紹介するWebカメラはその中の一つで、ラインアップこそ少ないものの性能や仕様は他に劣らない価格とのバランスも良い製品です。
Anker PowerConf C200の紹介!
今回紹介するのはAnker PowerConf C200。Primeセールを利用し、Amazonで5,480円でした。定価では7千円弱で購入できるようです。単純なWebカメラとして使うには少々高めでしょうか。
AnkerのWebカメラには2Kまで対応するAnker PowerConf C200と4K対応のAnkerWork C310 Webcamがありますが、今回は2Kまで対応のAnker PowerConf C200です。
Anker PowerConf C200とAnkerWork C310 Webcam比較/性能表
Anker PowerConf C200の機能と仕様を表にします。他のWebカメラとの比較参考にご使用ください。
機能 | Anker PowerConf C200 | AnkerWork C310 Webcam |
---|---|---|
サイズ | 約55 x 51 x 41mm | 約53 x 45 x 75mm |
重さ | 約83g | 約141g |
対応機種 | Windows 7 / 8 / 10 / 11 または Mac OS 10.11 以降 | |
接続方式 | USB Type-C(PCとの接続は何でもOK) | |
入力 | 5V = 1A | 5V = 900mA |
画角 | 65° / 78° / 95° | |
画質 | 最大 2560×1440(2K) | 最大 3840×2160(4K) |
被写界深度 | F2.0 | |
マイク | デュアルマイクを搭載 | |
オートフォーカス | 対応 | |
オートフレーミング | 未対応 | 対応 |
プライバシーシャッター | 物理的なシャッターを搭載 | |
ノイズリダクション(音声) | 対応 | |
ノイズリダクション(映像) | 対応 | |
マイクの指向性設定 | 単一、全方向で切り替え可能 | |
AnkerWork | 対応 | |
価格 | ¥6,980(税込み) | ¥14,990(税込み) |
発売日 | 2022年2月15日 | 2023年11月7日 |
C200とC310を比較するとC310は「C200+α」の機能で構成されています。C200は基本的なWebカメラとしての性能を目指しており、さらなる機能が欲しい人はC310を購入すればよいためC200の基本性能で差を付けられていない点は好印象です。
F2.0の明るいレンズ、オートフォーカスはとても便利です。画角に関してはやや狭く、全ての画角で100°未満となっています。ただし被写界深度の深さと広角は逆の関係にあるため、画角が広いほど被写界深度は浅くなってしまう点に注意が必要です。今回のAnker製品はポートレート的な撮影コンセプトとなっているため、1人で使うのに適しているカメラかもしれません。
開封レビュー
開封!外装や付属品は?
外装はシンプルで、エンボス加工が施された箱に様々な説明書きがされています。
Amazonで購入するAnker製品は基本的に日本語版が届くような気がしていますが、今回は全て英語で書かれている上にEU向けの表記もされているためEU圏向け商品が届いたのかなといった気がしています。
開封するとAnkerWorkのインストールカードを被った状態で出てきました。後述するがこれはWebカメラをコントロールするためのソフトウェアで、色味の調整やフォーカスなどをカスタマイズすることができるようです。
セット内容はカメラ本体、USB-A to Cケーブル、クイックスタートガイド、注意事項の冊子の計4つです。
本体をチェック!
本体は小ぶりなたまごほどのサイズで、重量もたまごくらいです。正面には「2K HD IMAGE」「95° ADJUSTABLE FOV(視野角調整可能)」の文字、2つのマイクがあります。上部にはプライバシーシャッターを操作するためのトグルがあり、動かすと虹彩絞り機構が閉じる仕様です。
下部のスピーカーには銀色のグリルがはめ込まれており、細かい部分で高級感を感じる仕上りです。スピーカーの間には白色LEDが埋め込まれ、カメラが起動すると白く光ります。本体が黒いため、定期的に掃除をしないと誇りが目立つ点は注意ですね。
まとめ
今回は開封までを行いました。Anker製品ならではの質感やクオリティを見せつけられる製品だと思います。
使い勝手や機能の詳細は今後記事を更新しようと思いますので、お楽しみにお待ちください!